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SCJの活動

3.ソーラークッカー・ジャパンの活動

 

(ソーラークッカー・ジャパンの立ち上げ)

 

そこで私たちは、「性能と価格の両面の要請にできるだけ応えたソーラークッカーのさらなる普及を、アフリカでできないか」という趣旨から、今年の2月に緩い人的つながりの団体を「ソーラークッカー・ジャパン」(英語名はSolar Cooker JapanあるいはSCJ)と命名して設立し、活動を開始しました。実は、この活動は突然最近出来上がったものではありません。ソーラークッカー自体は、10年くらい前からその普及をしようという動きが日本国内であり、何人かの方が学校や研修の場などでソーラークッカーを広める活動をされていた実態があります。ソーラークッカー・ジャパンは、既にそのような活動で実績を積まれていた方々を緩く結びつけ、アフリカでの活動に結びつける趣旨から立ち上がったものです。なお、アフリカでの活動については、「ソーラークッカー・チャレンジinアフリカ(SCCA)」という活動名で取組を進めています。

 

(バルーンクッカーについて)

 

ソーラークッカー・ジャパンは、ソーラークッカーのアフリカに普及に幅広く貢献できればと思っています。ただ、先ほど説明した「価格と機能の両立」という課題に取り組むため、岐阜県の大村さんという方が開発中の、ゴムを素材の中心とする「バルーン式パラボラクッカー」の可能性に特に注目しています。

 

(具体的な活動内容)

 

これまで進められてきたソーラークッカー・ジャパンの主な活動は次のとおりです。

 

(1)2007年1月8日/ソーラークッカーに興味のある有志が集合して、アフリカの現状とソーラークッカーの可能性について話し合いを行う。バルーン・クッカーについても意見交換。

 

(2)2007年2月3日/任意団体「ソーラークッカー・ジャパン」の立ち上げ。

 

(3)2007年3月19日〜25日/ケニア・ナイロビを訪問。

 

a) パネル式クッカーの代表格である、「cookit」の開発・普及を行うなど、ソーラークッカーの取組に実績のあるSolar Cookers International (SCI)の東アフリカ本部と接触し、バルーン式クッカーのケニアでの実証試験の実施について協力をお願いする。

 

b) SCIの案内で農業フェアに参加し、ケニア政府農業大臣にソーラークッカーの実演を行う。

 

c)  ソーラークッカー・ジャパンとSCI、さらに植林活動をケニアで進めているGreen Africa Foundationと共同で、ナイロビのホテルで記者発表。森林伐採を防ぐ観点から進めようとしている私たちの活動内容について説明。同時に、シンガーソングライター藤谷桃さんの環境保護への思いを歌った英語+スワヒリ語のコンサートを実施。

 

d) TICADというアフリカ諸国の代表が集まる環境とエネルギーをテーマとした日本主導の会議に、NGOとして参加。ソーラークッカーの実演を行うとともに、NGOが集まった分科会において取組内容を発表。

 

e) ケニア・タイムズやラジオ・バチカンの記者から、藤谷さんの歌の話題を中心に、ソーラークッカー・ジャパンの活動について取材を受ける。

 

(今後の活動予定)

 

SCIと連携し、まずはバルーンクッカーの可能性についてケニアでの具体的な実証実験を進めていきます。

 

 

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